ペイミーMASAの「僕と、人生と、ブレイクダンス」エピソード4〜燃え尽きて残り灰のような日々〜

このNoteでは、僕ことMASAが後藤と出会い、ペイミーに入社するまでの話を書いています。

燃え尽きた青春。やる気の起きない日々が続く

海外の大会で優勝を逃した後、僕はアルバイトとダンスの練習、そしてアニメ鑑賞に明け暮れる日々を過ごしてました。この頃は練習をしても一向に上達する気配がなく、他にすることがないからダンスを励んでいたような感じでした。

そんなある日、ちょっとした変化が。YとSが所属するサークルの先輩が、外からいろんな人を連れてくるようになったのです。しかも口コミが広がり、一時期は20人以上が集まるときも。

ちなみに、ダンスの練習と言うと鏡の前でみんなで音に合わせて踊るイメージがある人もいるかもしれませんが、ブレイクダンスは完全に個人技なので、練習することがそれぞれに違います。

こんな感じです。

この動画はあるときの練習会の映像ですが、僕が通っていた場所はこうした会を開かなくても勝手に人が集まっていました。それくらい人気になっていたんです。

そして、いつの間にかパワームーブをメインでやってる人ばかりが練習しに来るようになり、次第にその人たちとよく練習するように。いろいろ教えてもらうなかで、下がっていたモチベーションが復活しました。

その中には、僕が高校時代に毎日見ていたブレイク寺(掲示板)に投稿していて異常に上手くてブイブイ言わせてた人や、Youtubeにあるブレイクダンスのヤバい人動画集によく取り上げられている人なんかも。世界レベルの技を間近で見る機会なんて滅多になかったので、とても面白い経験ができました。これだからダンスはやめられないと思いましたね。

僕はこんな暮らしを去年の5月くらいまで続けていましたが、その頃、後藤はいつの間にか起業の準備をしていました。


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