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Twitterフォロワー10万超のリサーチ整体師・5歳は、本物のインフルエンサーとして楽しく稼ぐ方法を模索する。

肩書きを聞いてもどんな仕事をしているのかよくわからない人たちのリアルなお金事情を探ろうという連載「ところで、どうやって稼いでいるんですか?」。第3回は、妻や家族についてツイッターでつぶやくうちに10万以上のフォロワーを抱えるインフルエンサーになった5歳さん。現在は“リサーチ整体師”として、SNSを中心にさまざまな仕事をこなしています。そんな5歳にインフルエンサーのお金事情を赤裸々に語ってもらいました。

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5歳(ごさい)|リサーチ整体師。高校卒業後、アルバイトと海外旅行を続ける。整体師の資格を取得後、27歳で寿司屋のアルバイトをしていたときに出会った女性と結婚。ツイッターで家族について発信するうちにフォロワー10万超のインフルエンサーに。自身の生活がもとになった漫画「ぼくの嫁の乱暴な愛情」が生まれるまでに。現在は、整体師やライターとして活動する一方で、クリエイティブ集団CHOCOLATEにも所属している。@meer_kato

——そもそものところなんですけど、“リサーチ整体師”って何なんですか?

そのまんまですよ。リサーチをする整体師。もともとはCHOCOLATEの栗林さんがSNSのリサーチ力があって、整体もできる人を探していて、それ、俺しかいないなと思って(笑)。

——それでCHOCOLATEに所属することになったんですね。

はい。あと牧野圭太さんが代表を務めるカラスにも出入りしています。

——すごく重宝されていますね。でも、なぜ2社に出入りしているんですか?

将来的にはプランナーになりたいんですよね。だから、みんなの体を整えながらいろんな話を聞くようにしているんですけど、勉強になることばかりで。めちゃくちゃ恵まれてますよね。普通だったらお金を払わないと聞けないようなことをダイレクトに質問できるわけですから。

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——整体師の資格はいつ取得されたんですか?

22歳のときですね。その後、国家資格もほしくなって鍼灸の学校にも通いました。

——なぜ整体師になろうと?

僕、高校生の頃から旅がしたくて、卒業後は進学も就職もせず、実家のママチャリを改造して日本一周の旅に出ていたんですよ。そのとき、お世話になった人にマッサージをしていたんです。高校生の頃に入っていた男子寮で先輩たちの肩を揉み続けていたから得意で。

——思わぬところで特技が活きたんですね。

僕としては感謝のつもりでやっていたんですけど、なかには「ありがとう」ってお礼を言われることもあって。それで人に喜ばれる仕事っていいなと次第に思うようになったんです。

——それで専門学校に通うことにしたわけですね。卒業後はどこかの整体院に就職を?

はい。でも、旅に出たいという欲求に負めてすぐにやめました(笑)。すごく良い職場だったんですけどね。

——それでまた旅に出る、と。

そうですね。それからしばらくは、世界一周するために半年働いて半年旅をするバックパッカー生活を送るようになりました。足りない分は借金して。

——借金! そこまでして旅に出ていたんですね。

そのときは若い頃にしかできないことを思いっきりやろうと考えていたし、生きてりゃ返せるだろうって。お金はないけど旅行に行きたい。そうしたら借りるしかないので、将来の自分に「ごめん!」って謝りながら。そのせいでクレジットカードもガンガン止められましたけどね(笑)。

——その生活に終わりが来たのいつなんですか?

その後、ヨーロッパ方面にじわじわ向かっていたんですけど、27歳のときにバイトしていた寿司屋で嫁と出会って結婚することになって。それでひと区切りを打つことにしました。旅って本当にずっとできちゃうんですよね。タイやインドに行くと「このまま人生をのんびりして終えるぜ!」っていう感じの40歳とか50歳くらいのバックパッカーがたくさんいますから。僕も結婚していなかったらタイとかインドにいたと思います。

——未練はなかったですか?

まあ、地球半周くらいはしたからいいかなって。でも、実はまだ野望は持っているんですよ。いまは残りの半周を家族と一緒に巡りたいなって。そのために今は、地道にキャンプ用品を揃えています。

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暇だからとはじめたツイッターが人生の転機に

——結婚後は真面目に仕事するようになったんですか?

結婚して2〜3年くらいは整体院で真面目に働いたんです。でも、急に母親が心臓病で余命1年と宣告されて。最後くらい近くにいてあげたいなと思って仕事をやめて実家のある千葉に帰ったんですよ。それで地元に自分の整体院を開業しました。でも、母親は死ななくて、むしろいまでもピンピンしているんですよ。

——えっ!?

僕が鍼灸を毎日していたら治っちゃって。医者からは奇跡だと言われています。だから僕、神の手を持つ男なんですよ(笑)。

——それはすごい……(笑)。

とはいえ、開業してしばらくはお客さんが来なかったからすごく暇で。それでツイッターをはじめたんです。当時は1日8時間くらいやってたから、嫁から「仕事しろよ」って風当たりが強くて強くて(笑)。

——確かに仕事をしないでツイッターばかりやっていたら、そうなりそうです。

でも、嫁とか家族のことをツイートしていたら自然とフォロワーが増えて、角川から漫画にしたいという話もいただいて。その後、ライターとして仕事をもらえるようになったし、今となっては人生ってつくづく無駄がないなって思いますね。

——ツイッターで有名になるまでの収入源はどうしていたんですか?

昼に整体院で働いて、夜にパチンコ屋でバイトする生活をしばらく送っていました。とはいえ、比較的働き者だったので生活に困窮したことはなかったですね。

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20代の頃はバイトだけで月60万くらい稼いでいた

——今の稼ぎどころは何ですか?

ライターと整体師、あとPR関係の仕事ですね。

——バラバラなんですね。

収入源を1本に絞りたくないんですよ。ひとつに頼ると精神衛生上よくないと思うので。今までもそうやって生きてきたし、どれかひとつの仕事に偏らないようにしています。

——その一方で、借金してまで旅行するくらいだから、お金の使い方も豪快な印象があります。

そうなんですよ。自分で言うのも変なんですけど、すごく享楽的な性格で(笑)。お金がないのにハワイに行ったり、カメラを新調したりって欲求に終わりがない。だから借金してたし、してでもやるべきことはあるんじゃないかなって。

——今は何にお金を使ってますか?

本ですね。めっちゃくちゃたくさん買うんですよ。嫁にまた買うのかって文句を言われるくらい。でも、ほしいと思ったものはそのときほしいし、それができないのは生きてる意味がないなって。だから、お金っていくらあっても尽きないなって思ってます(笑)。

——そういったお金に対する価値観って昔から変わってないですか?

変わってないですね。お金は頑張れば稼げるものだと思ってるので、借金をしていたときもそこまで悲観的にならなかったですし。20代の頃も1日16時間くらいバイトして月に60万円くらい稼いでましたから。

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最初から1000万円稼ぐと目標を決める

——ちなみに、今ってどのくらい稼いでるんですか?

それ、聞きます? 去年末くらいからは平均して毎月90万円くらい。なので、年間にして1,000万円くらいですかね。あれ、思っていたよりも少ない? 期待裏切っちゃったかな?(笑)

——いやいや、すごいことですよ!

でも、去年の夏くらいから昼に整体師、夜中にライター、あと時々COOPで配達のアルバイトもしてたんですよ。特に今年の1月あたりはライターの仕事が忙しくて、毎日が締切。さすがに死にそうだったので、今はバランスを考えるようになりましたね。それに別の稼ぎ方も考えたいなって。というのも、最近はライターと名乗るのが恥ずかしくなって。他のライターさんってみんな文章がうまいし、試行錯誤もたくさんしていて、そういう方の原稿と自分のものを比較すると稚拙だなって。本気でライターを目指す人もたくさんいますが、ぼくはそこには入れなかった。むしろ、インフルエンサーと名乗ることで開き直っちゃった、みたいな(笑)。

——ライターの代わりに気になる仕事はあるんですか?

広告の仕事は面白いですよね。どうやったら話題になるかとか、トレンドになるかとかずっと考えてます。なかにはPRをダサいと言う人もいますけど、どうせやるなら面白いことをやりたいし、見てる人に楽しんでもらえるものにしたいなって。先ほどプランナーの修行中だと言いましたが、こういう分野から仕事にしていきたいなと思っています。

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——そうやって仕事のあり方については常に考えているんですか?

そうですね。新しいことを考えてないと10年後に生き残れないだろうなという危機感もあるので。これまで嫁のことばかり発信してきましたけど、それだけだと限界があると思うんですよ。毎晩震えてますもん。

——そんな5歳さんを見て、奥さんはどう思ってるんでしょう?

結婚したときは寿司屋でバイトをしているお兄ちゃんだったから、こんな将来は想像できていなかったですよね。たまに不安になることがあるらしく、「大丈夫なの?」って聞かれるんですけど「今まで大丈夫だったじゃん」って返すんです。そもそも僕が落ち着いた人生を送るのを横で見ていて面白いのかって。そしたらつまらないと言うので、常に文句は垂れてますが、なんだかんだで楽しんでると思いますよ。

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文・すみたたかひろ 編集・ペイミーくんマガジン 撮影・玉村敬太

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